湯シャンの初めての一歩は辛い..そんな時に活用できる口コミで話題のシャンプー(ローション)が市販されているようです

私自身シャンプーを使わずにお湯だけで洗う”湯シャン”を継続しているので、シャンプーを使わないことについてほとんどきにならなくなりました。

しかしながら、手荒れ、肌荒れ等が気になっている肌の弱い方には湯シャンのメリット(湯シャンのメリットの記事はこちら

が大きいかもしれませんが、今までシャンプーを使ってきたのに急にやめるとなるとかなりハードルが高いかもしれません。

⇒湯シャンのやり方とは

 

特に頭の臭いは気にならないとはいえ、お湯だけになるとなんか物足りない感じがするのではないでしょうか。

あれこれ見ていた時に”湯シャン用のシャンプー”が開発されたということを知り、試しに使ってみることにしました(シャンプーと書いていますが、どちらかといえば商品は液体です。洗う前に使うので、ローションの方が正解ですね)。

 

湯シャン用ローションすっぴん地肌とはどんなもの?

湯シャン用に開発されたローションとは、”自然派 すっぴん素肌 頭皮クレンジング”という商品名で、販売元 プロモートアクト(製造 販売元 ビュール)から発売されている商品になります。

 

会社のページで商品の概要を確認すると…

商品は石油由来の界面活性剤は使用されておらず、頭皮に必要な油分(皮脂)を残したまま毛穴の汚れと皮膚にトラブルを起こしやすい雑菌を取り除き、髪の臭いやかゆみ等を低下させるように処方された…との記載が。

ローション成分のpHは肌の成分と同じ弱酸性(pH4.1〜5.1)になっており、髪の毛がきしむこと無く頭皮にも優しく使うように設計されているとのことでした。

 

※【注意】今回ご紹介の湯シャン用のすっぴん地肌は、2018年12月をもって販売終了となりました。現行品のすっぴん地肌はフケ・かゆみ用シャンプーとして、内容成分が大幅に変更されています。

泡立つタイプの界面活性剤が配合されていますが、ベタイン系の両性イオン界面活性剤(例:コカミドプロピルベタイン)やアミノ酸系(例:ミリストイルメチルアラニンNa)のアニオン界面活性剤といった赤ちゃんでも使える低刺激なものとなっています。

脂漏性訴求

 

 

すっぴん地肌の使い方に特徴があります。

泡立たせてから洗うのではなく、”すっぴん地肌”をつけてから、かるく頭皮をマッサージした後にお湯で洗い流すといった様な感じで、洗い流すローション(トニック)的な使い方をします。
(頭皮の汚れを落としますが、シャンプーのように泡立ちません。)

 

湯シャンだけでは皮脂のとれ具合やさっぱり感が物足りない感じの方向けで、皮脂を取りすぎない小麦粉シャンプーのような湯シャントレーニング用の位置づけの商品として販売されています。

→香りつきの小麦粉シャンプーの作り方紹介しています。

 

すっぴん地肌の成分について

ちなみに全成分表はこちらになります。

成分をよくよく見ると…
水、BG、その次にトリイソステアリン酸PEG-20グリセリルと界面活性剤の表示がありました。

この商品、非接触皮膚科学で湯シャン代替品として使ってもいい界面活性剤が入っていない”小麦粉シャンプー”とは違って、「石油由来の界面活性剤」は入っていないのかもしれませんが、完全に界面活性剤フリーの商品ではありません。

(実際のところ、小麦粉シャンプーにおいても、ほんの僅かですが”サポニン”という天然の界面活性剤は入っているんですけどね。)

→非接触皮膚科学とは?

 

界面活性剤が使われているのだったらすっぴん地肌もフツーのシャンプーと変わらない洗浄剤じゃないかと思われるかもしれませんが、この商品に配合されれている洗浄作用のある界面活性剤は市販のシャンプーに使われているような強い洗浄作用、脱脂作用がほとんどなく、低刺激で比較的安全性が高いものになります。

 

ごく一般的なのシャンプーとは異なり、起泡性がある界面活性剤は配合されておらず、代わりにクレンジング剤によく使われている乳化作用がある界面活性剤が使われているのが特徴です。

頭皮の汚れを落としますが、シャンプーというよりもクレンジングに近い製品になっています。

(なので、シャンプーとは書かれておらず、すっぴん地肌 頭皮クレンジング…となっているのかもしれません。)

 

そういうことから、全く…泡立ちません。

 

泡立たないので汚れ落ちが気になるところですが、ご安心下さいませ。

今回の湯シャン用ローションに使われている界面活性剤は、ほかの成分が水と馴染みやすくさせるための乳化剤としての役割の他に、頭皮の皮脂や垢をこの”クレンジング作用”によって緩やかに取り除きます。

さらに、肌が乾燥しすぎるのを防ぐ効果があるものも使われています。

今までシャンプーを使っていて、皮脂や垢の取れ過ぎで頭皮がかゆくなったり、乾燥フケが出ている方にはいいかもしれません。

 

クレンジング作用(+水と油をなじませる乳化作用)のある界面活性剤としては、

  • トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
  • ミリスチン酸ポリグリセリル-10
  • シクロヘキサン-1.4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールエステル
  • テトラオレイン酸ソルベス30
  • ステアリン酸グリセリル(SE)

があり、全て非イオン界面活性剤に該当します。

非イオン界面活性剤は、タンパク質変性が少なく、刺激が少ないという特徴があります。

⇒詳しくは非イオン界面活性剤の記事で。

 

次に簡単に成分を簡単にご紹介します。

1. すっぴん地肌に使われているクレンジング成分(+水と油をなじませる乳化作用のある成分)について

・トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル

乳化作用に優れた非イオン界面活性剤の一種で、主にクレンジング剤の基剤になっている成分です。

グリセリンを含んだ成分なので、若干しっとり感が残る特徴がありますが、きちんと皮脂汚れを除去します(シリコーンオイルも溶かします)。

パーム脂として使われている脂肪酸のイソステアリン酸と水溶性のポリエチレングリコールを合成したものになり、分子量が大きく、皮膚に浸透しにくい性質があります。

皮膚表面にとどまって、浸透せずに皮膚の皮脂をおとすので、バリア機能の破壊は起こりにくくかなり安全性が高い界面活性剤と考えられています(※文献1)。

 

・ミリスチン酸ポリグリセリル−10

上記と同様に非イオン界面活性剤の一種になります。

脂肪酸のミリスチン酸とグリセリンを合わせたもので、油と水をなじませる乳化作用やエモリエント(皮膚から水分の蒸散を防ぎ、皮膚を滑らかにする)効果があります(※文献2)。

 

・シクロヘキサン-1.4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールエステル

こちらも非イオン界面活性剤の一種になります。

二つのエトキシグリコールとシクロヘキサンからなる構造をもつ界面活性剤です。

乳化作用の他に、配合されている成分を素早く肌に浸透させる役割があり、今回の場合では、エキスを頭皮や髪に届ける役割を果たしているのではないかと推測できます。

その他、皮膚の水分を保持するエモリアント効果があるため、使用感はしっとりとします(※文献4)。

 

・テトラオレイン酸ソルベス30

非イオン界面活性剤の一種で糖アルコールのポリオキシエチレンソルビトールにオリーブオイルに含まれているオレイン酸が4つ連なった構造をもつ界面活性剤になり、効率的に油と水をなじませる乳化作用があります(※文献5)。

 

・ステアリン酸グリセリル(SE)

非イオン界面活性の一種で、脂肪酸のステアリン酸に水溶性のグリセリンがついた構造になっています。

単体では、ステアリン酸グリセリルは油性が強く水に溶けにくいので、補助剤として僅かに石けんやモノ脂肪酸グリセリルを配合させて、自己乳化(Self-Emulsifying)できるように改良しているものになります。

製品を安定的に混合させる乳化作用を目的として配合されている場合が多いようで、洗い流しの化粧品以外にも口紅等に使える毒性の低いものです(※文献6)。

 

今回でご紹介したクレンジング作用の界面活性剤は天然由来ですが、”合成界面活性剤”になります。

(合成界面活性剤だから危ないといっているサイトもあるようですが、全くのデタラメです。)

そして、比較的分子量が比較的大きいので皮膚刺激や毒性が低く、アレルギー(皮膚感作性)もほとんど起きないとも報告されているものばかりです。

また、全体的に一般的なシャンプーや石けんシャンプーに比べたら皮脂を取り除きすぎず、皮膚刺激に配慮された配合設計になっているのではないでしょうか。

 

クレンジング成分は以上のものですが、髪の手触りを良くするためにリンス効果や帯電性のある界面界面活性剤(陽イオン界面活性剤)も含有されています。

2. すっぴん地肌に使われている手触りを良くする成分について(陽イオン界面活性剤)

それらの成分は、ポリクオタニウム−10塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプンになります。

ポリクオタニウム-10は、繊維などに含まれているセルロースに塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを付加して得られた巨大分子の陽イオン界面活性剤になります。

⇒陽イオン界面活性剤とはどんなもの?

 

塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプンもグルコース分子が集まったデンプンからなる陽イオン界面活性剤で、上記と近い構造になります(※文献7)。

 

界面活性剤の親水性の分子に+の電気を持っていて、静電気(-)の発生を防ぐことで毛髪のクシ通りをよくする帯電防止剤として、また透明でベトつかない皮膜を形成して毛髪などを保護するコンディショニング剤として利用されています。

ごわつきを抑え、髪の毛を柔らかくし、手触りをよくします。

他の陽イオン界面活性剤と比べると比較的作用は穏やかとされており(植物繊維由来のセルロースとデンプンから作られているので)極めて安全性が高く、ヒトのパッチテストで皮膚刺激性が無いことが報告されています。

 

ただし、配合量が多くなると皮膚にとって具合が悪いこともあるようです。

 

巨大分子のため皮膚に吸着して残留しやすく、分子中のアンモニウムイオン(陽イオン部分)によって皮膚刺激になる可能性があることも….(※文献8)。

 

 

ですが、上記の成分表から読み取るとこれらの陽イオン界面活性剤は、陰イオン界面活性剤よりもかなり配合量は少なく、肌への刺激は少なく設計されていると推測されますので、比較的肌が弱い方でも安心して使えるかと思われます。

(配合量は少ないとはいえ、肌が気になる方は様子をみてお使いになられたほうがいいかもしれません。)

 

界面活性剤以外にもすっぴん地肌には、頭皮を健やかにさせる多くのエキスが配合されています。

3. すっぴん地肌に使われているエキス成分について

エキス成分の主な役割と成分ですが….

  • ヒキオコシ・アロエベラ・甘草・タチバナ果皮・アボガド
    ⇒頭皮に潤いを与え、乾燥を緩和
  • 柿タンニン
    ⇒お湯だけでは取り除けない、頭皮に悪影響を与える雑菌の繁殖を防止
  • ガゴメエキス
    ⇒毛髪の毛乳頭細胞を活性化し、髪の毛を健やかにさせる
    保湿や頭皮と髪の毛を守り、頭皮の環境を強化させる(※文献9)
  • グレープフルーツ果皮油
    ⇒髪の毛の保湿や過剰に出る皮脂の分泌を抑制
    香りの効果でリラックスできる(※文献11)

 

普通のシャンプーでも皮脂が失われても4時間程度でも皮脂量は元にもどると言われていますが、すっぴん地肌の場合は洗浄後の頭皮の乾燥を防止するために保湿を促すエキスが入っています。

 

メーカーさんのページにはあまり強調して書かれていませんでしたが、今回配合されているガゴメエキスには、フコイダンという成分があります。

フコイダンという成分は、毛の組織にある毛乳頭細胞を活性化し、FGF-7という成長因子の遺伝子発現やタンパク質産生を高める効果が確認されたものです。

FGF-7は、毛の組織にある髪の毛を作り出す毛母細胞の増殖を活発にし、髪の毛を作り出す時期(ヘアーサイクルの成長期)を延長させる効果があるタンパク質になります(※文献9)。

 

ところが、フコイダンは大きな糖タンパク質なので、この成分単体では頭皮にしにくく、ほとんど皮膚内部で効果を発揮しません(※文献10)。

なので、今回のすっぴん地肌に配合されている”シクロヘキサン-1.4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールエステル”のような有機物をある程度溶かし込む性質をもつ非イオン界面活性剤を利用して、肌に浸透させやすくしているのではないかと推測されます。

ある程度効果を発揮する量が発揮されていればいいのですが、肌に浸透させやすくするとはいえども浸透しにくいものなので、ひょっとしたらフコイダンは単に肌の保湿だけの役割に留まっているかもしれません。

 

グレープフルーツ果皮油は、リラックス効果や保湿等肌に良い作用のあるがある反面、果皮油中の成分であるフラクノマリンが皮膚治療を行っている方に悪影響がある場合があるそうです。

この成分自体が体に悪さをするというわけではないですが、治療を行っている薬剤の代謝を防ぐこともありうるので、皮膚に処方された薬を使っている場合は、一応医師に使っても大丈夫か確認した方がいいかもしれません(※文献11)。

 

また、トラブルが無いような濃度で配合されているかとは思いますが、配合されたエキスで一度問題があった方の場合は使用を控えた方がいいかもしれません。

そうはいっても頭皮を洗う成分はかなりマイルドなものが使われていることから、全体的に考えると、比較的頭皮環境を考えた配合になっている商品ではないでしょうか。

4. すっぴん地肌に使われている肌を健やかにする成分について

すっぴん地肌には、界面活性剤やエキスに分類されない頭皮をうるおす成分が配合されています。

  • PCA亜鉛
  • 水溶性プロテオグリカン

 

PCA亜鉛は、皮膚にうるおいを与える成分になります。

皮膚にもとからある天然の保湿因子であるピロカルボン酸と亜鉛からなるもので、皮脂の分泌を抑制し、皮膚の痒みに関与する菌の繁殖を抑えます。

洗い上がりは、さっぱりした感触はしますが、潤いは保つ性質があります。

 

水溶性プロテオグリカンは、タンパク質に糖鎖(グリコサミノグリカン)が結合している構造になります。

ペプチド角質層の皮膚の水分量を増やし潤いを強化させる役割があります。

また、増殖因子であるEGF領域やヒアルロン酸と結合する部位もあり、皮膚内部の真皮層のヒアルロン酸合成の促進する働きやヒアルロン酸を保持を促進して真皮内部の潤いを強化する役割があります。

ですが、なんせ分子の大きさがかなり大きいので、真皮まで入り込んで増殖に関与するか疑問に残りますが….メーカでの試験結果は皮膚のシワの改善が出来たと報告されています(※文献12 プロテオグリン試験結果)。

PCA亜鉛や水溶性プロテオグリカン共に、生体内にある成分を元につくられているのでどちらも肌への悪影響は少ないものになります。

すっぴん地肌を取り寄せてみました

商品を取り寄せてみると、私の場所にはこんな感じで運ばれてきました。

中を開封してみると、プチプチの梱包材に商品と使い方の説明書が入っていました。
プチプチの梱包材を広げると…丁寧な解説が入っていました。

ヘアローションなので、普通のシャンプーとは違う使い方ですが、これを見れば初めての方でも間違いなく使えそうです。

箱に入ったシャンプーを取り出すと、こんな感じで先の尖った容器でした。

開封して手に載せてみると、グレープフルーツのいい香りが…
天然由来香料なので、嗅ぐだけでリラックスできそうです。

手に載せてみると、一般的なシャンプーのようなドロっと粘性のある液体ではありませんでしたが、若干とろみのある濁った液体でした。

すっぴん地肌を実際に使ってみました。

すっぴん地肌はシャンプーの様に手で取り分けて髪につけるのではなく、ローションタイプなので、直接頭皮にすり込むように使います。

そのため、先端が尖った形状で頭全体が塗りやすいようになっています。

使ったところ、髪の毛全体が”グレープフルーツ”のいい香りに包まれました。

私自身、湯シャンに慣れてしまって気にならなくなってしまったのですが、湯シャンを始めた頃、物足りなくてアロマオイルなどを薄めて使ったことを思い出しました。

確かに湯シャンになれていない方は匂いが無いのが寂しいかもしれません。

グレープフルーツ果皮油の影響でしょうか?つけるとかなり頭皮がスッキリします。

 

洗い流すと、グレープフルーツの香りはほんの少し残る程度になります。
髪の毛のスッキリ感は持続している感じはします。

髪の毛を乾かして確認しましたが、洗髪前と後はほとんど一回目だけでは見た目の違いはありませんでした。

(写真はなおさら分かりにくいです….)

★使用前

 

★使用後

 

髪の毛や頭皮に関してはシャンプーの様に必要以上に皮脂が取れて指ざわりがサラサラ(ガサガサ)しすぎず、湯シャンに近い感じで仕上がりました。

ですが、リンス成分が配合しているでしょうか。いつもの湯シャンよりは手触りはサラサラな感じがします。

そして、頭皮はさっぱりした感じは継続します。

 

湯シャンの場合では、髪の毛に触りながらドライヤーで乾かしていると”白い垢”がどうやっても手につきますが、すっぴん地肌を使った場合ではほとんどつきません。

どうやら頭皮にある垢をきれいに落としているようです。

頭皮が痒くなる感じは全くしないので、比較的頭皮の皮脂などは落ちすぎていないように思います。

髪の毛の匂いに関しては、乾燥後、最初はなんとなくグレープフルーツの匂いは少しあるのかなって思っていましたが、時間が少し経過するとほぼ皆無になります。

 

すっぴん地肌をおすすめの方とは

新たに商品を購入するので、完全に湯シャンで完全に満足している方については特に必要ないかもしれません。

(商品代がかかることですし、正直界面活性剤フリーではありません。)

そうはいっても、私自身、常々湯シャンを実践して、それなりにできていると思っていますが、生理など体調が変化したときや季節の変わり目などで頭全体が脂っぽくべたつき、痒みが生じる時があります(他の方は完全に満足しているのかな…?)。

かゆみは頭皮の雑菌の繁殖や過剰な皮脂(皮脂が変わって刺激性のある脂肪酸、過酸化脂質に変化)によるものなので、このシャンプーを使うと湯シャンだけでは落ちにくい過剰な皮脂も簡単に落としてくれます。

湯シャンをやっている方でもどうやってもベタつきが気になる時に使ってもいいかもしれません。

(私自身の実感ですが、それ程皮脂が落ちすぎているという感じもないです。)

 

しかしながら、すっぴん地肌には、エキスがふんだんに使われており、使われているエキスが体に合わない方は控えた方がいいかもしれません。

また、手触りを良くするための成分として比較的安全性が高いとはいえ、リンス成分となる界面活性剤も使われており、かなりお肌が弱っている方には合わない可能性もあります。

しかしながら、湯シャンをずっと実践されている方以外でも、普通のシャンプーを使っている方で頭皮や手肌などに問題を抱えていたり、湯シャンに抵抗があるけれどもやってみたい方や湯シャンに挫折された方にはいい商品になるかと思います。

 

普通のシャンプーに比べると遥かに洗浄力が緩やかな界面活性剤が使われていたり、育毛剤成分が入っているなど頭皮をいたわる成分が入っているためです。

湯シャンがなれないうちはなかなか頭皮の洗浄が上手くいかず、さっぱりした感じが得れにくいですが、すっぴん地肌を最初に使うだけでもかなりスッキリします。

確かに湯シャンがすんなり行うことができればいいのですが、なかなが実践できない方はすっぴん地肌をときどき使い、徐々に湯シャンにしていくというのもありではないかなと思います。

 

ちなみに、いまなら購入されても肌に合わなかった場合30日間返金の保証がついているみたいですよ(2018年12月までの情報です)。

 

※今回ご紹介の湯シャン用のすっぴん地肌は、2018年12月をもって販売終了となりました。

現行品のすっぴん地肌はフケ・かゆみ用シャンプーとして、内容成分が大幅に変更されています。

ちなみに洗浄成分の界面活性剤は泡立つタイプになってしまいましたが、ベタイン系の両性イオン界面活性剤(例:コカミドプロピルベタイン)やアミノ酸系(例:ミリストイルメチルアラニンNa)のアニオン界面活性剤といった赤ちゃんでも使えるかなり低刺激ものが配合されています。

脂漏性訴求

 

ちなみに、旧すっぴん地肌の継続使用の様子は、以下のリンクからどうぞ。

 

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※文献1 化粧品成分オンライン トリイソステアリン酸PEG-20グリセリルとは…成分効果と毒性を解説

※文献2 化粧品成分オンライン ミリスチン酸ポリグリセリル-10とは..成分効果と毒性を解説

※文献3 化粧品成分オンライン ポリクオタニウム-10..成分効果と毒性を解説

※文献4    リカラ シクロヘキサン-1.4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールエステル

※文献5 化粧品成分オンライン テトラオレイン酸ソルベス30

※文献6 化粧品成分オンライン ステアリン酸グリセリル(SE)

※文献7    リカラ  塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン

※文献8 かずのすけブログ ポリクオタニウム−10について

※文献9 タカラバイオ ガゴメ昆布フコイダン含有エキス
https://agribio.takara-bio.co.jp/technology/kaisou/

※文献9 コスメディ製薬株式会社 フコイダン育毛剤
https://ipforce.jp/patent-jp-A-2017-171653

※文献11 リカラ グレープフルーツ果皮油
https://www.recolor.jp/seibun/grapefruit.html

※文献12 プロテオグリカン試験結果 (一丸ファルコスより)

http://www.ichimaru.co.jp/products/proteoglycan/data1.html