<スポンサーリンク>

湯シャン前のブラッシングは丁寧にした方がサラサラ感がアップします

34d0fda8b09f549000b950de94a21627_s

湯シャンをする際には、ブラッシングを丁寧にした方が頭皮のフケ(垢)と皮脂が取れて頭皮がさっぱりし、髪の毛がよりサラサラになります。

さらに、頭皮のフケや皮脂が取れやすくなることは、頭皮の脂が酸化してかゆみを引き起こす”過酸化脂質”を減らすことにつながるので、結果としてかゆみ予防にもなります。

また、髪の毛に付着している皮膚の炎症の原因となる一次刺激性物質も同時に落としやすくさせるので、ブラッシングをやったほうがメリットが大きいです。

ブラッシングの前に、湯シャンで必要な道具と一通りの流れは以下のとおりです。

使用する道具

・ ブラシ(獣毛ブラシ。できれば猪毛。理由は後述します)
・ 綿手袋(絹製の手袋でも可能)
・ ドライヤー

湯シャンの方法の流れ

前処理のブラッシング、後処理の乾燥を含む湯シャンの流れは、次の1〜4になります(*1)。
1. フケ(垢)、皮脂汚れ、抜け毛などを落とすために丁寧にブラッシングを行う(100回前後を目標に)。
2. シャワーのお湯で綿手袋をはめて地肌と髪を丁寧にあらう(目安:5分〜7分前後)
3. 綿手袋で髪をかるく洗い流すように溶かす
4. タオルで水分を取ったあと、ドライヤーで乾かす

この流れは、非接触皮膚科学のサイト(過去ブログ記事にリンクが飛びます)を元に記載しました。

ちなみに、過去記事(お湯だけでも髪は洗えます)にて、湯シャン(お湯だけで髪を洗うこと)の流れとメリット、デメリットのついて記載しています。

今回は、ブラッシングの方法と使用するブラシの選定のコツをご紹介していきます。

お湯洗い前のブラッシング方法

髪の毛全体を上から下に向かってブラッシングし、その後、頭を下げた状態で下から頭の上に向かってブラッシングを行います(うなじの方から頭のてっぺんに向かう感じになります。)。

非接触皮膚科学のお湯洗いを参照(*1)にすると、ブラッシングは100回前後を目安に行うと効果的なようです。

私の経験上、頭皮や髪の毛のベタつきが気になるときには、さらにブラッシング回数を増やしたほうがいい傾向があります。

ブラッシングの回数は、実践して調整していく感じでやっていけばいいと思います。

ブラッシングをするときに白い粉のような汚れ(フケや皮脂など)がブラシや手にかなり付着します。

ブラッシングを毎日丁寧にすれば、少なくはなりますが0にはなりません(ブラシの洗浄方法は、後述します)。

シャンプーを使っていて、急にお湯洗いした場合だとほとんど付着しませんが、お湯洗い回数が増えていくうちに汚れが付着していきます。

これは、お湯だけで洗っているので、垢や皮脂などが界面活性剤に比べ落ちにく、付着しているためです。
(逆に界面活性剤を使っていた場合、垢や皮脂が必要以上に落としすぎている…ということがあるのですが。)

私の場合は、体調が悪いときには白い粉が多くなることがあります。

ブラシ以外にもフローリングの床に髪の毛や白い粉が落ちるので、私はコロコロで掃除をしています。
⇒この状態がひどいときは、フケ症(脂漏性皮膚炎のような状態)になっている可能性があるみたいです。こちらも対策が分かり次第、お伝えできればと思います。

ブラッシングの重要性

ブラッシングの時点で、お湯洗いは結構大変で面倒だと思われるかもしれません。

ブラッシングを省いてもお湯洗いはできるのですが、した方がベタつきが少なく、より髪の毛がサラサラした感じになります。

ブラッシングは単に毛先表面の汚れを落とすだけではなく、どうやら頭皮近くの毛の根元の部分の汚れも落としているようです。

違う観点からですが、もち肌イブさんもお湯洗いの前にブラッシングを勧めておられます。

湯シャン前のブラッシングで髪を整えやすくなる

ブラッシングはひと手間かもしれませんが、きちんとやったほうがベタつきや洗髪時の抜け毛を減らすことになります。

また、洗髪前のブラッシングは汚れが落ちやすい環境を整えるので、お湯洗いを行っている方だけではなく、シャンプーを使っている方にもおすすめします。

湯シャンで使用するブラシは獣毛ブラシを使ったほうが断然いい理由

IMG_0600

お湯洗いの前にブラッシングをしっかりします。

この時に選定するブラシを間違えた場合、髪の毛が痛むことがあります。

どのようなブラシを使えばいいのでしょうか。

また、ブラシも使いぱなしは良くないです。少し面倒ですがブラシの掃除も結構重要です。

獣毛ブラシを使うと静電気の発生が軽減されます

ブラシは、獣毛ブラシをおすすめします。

それは、静電気が発生しにくく、ブラッシングによる毛髪の損傷が抑えられるからです。

髪の毛の静電気が発生する仕組みとはどういったものでしょうか。
なぜ獣毛ブラシがいいのでしょうか。

物と物をこすり合わせると静電気が起きることがあります。

髪の毛の場合は、こすったときにプラスに帯電(静電気を帯びている)しています。

プラスでも帯電の割合は材質によって、度合いが変わってきます。

材質によって帯電の割合を表したものを摩擦帯電列といい次のようになります。

材質による帯電列

※大阪市立科学館のサイト参照*2)

摩擦帯電例について表以外の素材について気になる方は、こちら(大阪市立博物館サイト) をご参照下さい。

ちなみに、帯電列の表は絶対ではなく、条件によって変わってくるので、あくまで参照程度にしてくださいね。

獣毛は”動物の毛”です。

髪の毛も、もちろん”動物の毛”になります。

動物の毛同士なので、静電気は発生しにくくブラッシングでの損傷が軽減されます。

また、必要以上に硬すぎず、髪の毛に無駄な抵抗をかけること無くとかす事ができます。

ところが、摩擦帯電列からはなれたナイロン、木材…紙、塩化ビニルとなりマイナスを帯びてくると、比較的大きな静電気が発生しやすくなり、髪の毛にダメージを与える原因となってきます。

また、プラス側でも帯電列が少し離れれば、の間柄になって静電気を発生します。

例えば、プラス側の人毛はプラスのままですが、人毛よりマイナス側のナイロンはマイナスに帯電してしてしまい、静電気を発生してしまします。

ところで、この表に従えば、木材よりもナイロンの方が人毛に近いので静電気が発生しにくいはずですよね。

実際のところ、ナイロンの方が木製のブラシよりも静電気を発生してしまします。

木製の方が静電気を発生しやすいはずですが、ごく僅かに電気を通す性質があるので静電気が起きにくいです。

ところが、ナイロンの方がプラスに近いので大きな静電気が発生しにくいはずですが、電気を通さない性質のため静電気を発生させてしまいます。

なお、髪の毛で損傷を受けやすい部分は、表面にある毛小皮(キューティクル)になります。
キューティクルの損傷を受けるまでのブラッシング回数が調べられています。
ナイロン    1000回
ポリエチレン  3000回
獣毛(豚毛,猪毛)8000回
となっています(*3)。

(ちなみに帯電列の表にはポリエチレンの記載がありませんが、毛と離れた素材のため、マイナスの電気を帯びています)

上記の結果は頭髪ではなく切ったけでの結果なのであくまで目安になりますが、いかに獣毛が損傷が少ない素材であるかが分かります。

そうはいっても獣毛ブラシでも洗髪以外に一日に何回もブラッシングをすると髪の毛が痛む原因になります。

また、髪の毛が濡れている時は、髪の毛のキューティクルが開いている状態になります。

髪の毛が傷みやすい状態ですので、濡れている時はブラッシングを避けた方がいいです。

毛の損傷は静電気が原因とされていますが、私個人の意見としては(静電気以外の)単純な物理的摩擦による損傷もあるのではないかと思っています。

ゆっくり髪の毛をとかしていても、コーム部分が太い木製の場合はそれほど抵抗を感じることはありませんが、細めのツゲ櫛を使った場合、毛が絡まったところでグイグイとかすとかなり抵抗を感じます。

細いツゲ櫛などは、髪を短期間にセットするときにはツヤがでていいかもしれませんが、湯シャンの場合では髪をまんべんなく全体的にかなりの回数とかすので、痛む原因になります。

木製などの硬めなものよりも、しなる獣毛ブラシの方がブラシングの負担を軽減できるのではないかと思われます。

また、後述でもお伝えしますが、湯シャン後ブラシが汚れます。

ブラシの汚れを落とすためにブラシ自体をお湯洗い(洗剤などを付ける場合もありますが)をすると、木製で耐水性の加工をしていない場合、本体が濡れたままになりやすく木が劣化していきます

そのため、獣毛ブラシでも柄部分が樹脂製(プラスチック)のものや、木材でも耐水性の加工をしてあるものをおすすめします(ちなみに、後述でご紹介している獣毛ブラシは本体が樹脂製なので、お湯洗い可能です)。

静電気が発生しにくくした帯電防止素材のブラシやコームが太めの木製のブラシでもある程度髪の毛の痛みをカバーできます。

獣毛ブラシが手に入りにくい場合やなかった場合、静電気が発生しやすいブラシを使うよりも断然髪の毛にはメリットが大きいでこれらをご利用された方がいいかと思います。

ですが、髪の毛への摩擦の負担の軽減や馴染みやすさ、髪のツヤ感が出しやすいのは獣毛ブラシではないかと思います。

豚毛よりも猪毛がいい理由とは

獣毛ブラシですが、私はとくに豚毛よりも猪毛をおすすめします。

私の髪の毛が硬いというのもあるのですが、猪毛の方が豚毛よりも材質が硬く、頭皮の根本まで届きやすいのでしっかりと髪をとかすことができます。

猪毛ブラシはブラシ部分の毛の量が多く、ブラシのヘッド部分が大きい方が頭髪がとかしやすい傾向がありますが、湯シャン用のみに使う場合は、上記のようなコンパクトなタイプでも十分利用可能だと思います(私自信の感想ですが..)。

ちなみに、一気に全体をとかしたい方の場合は、下記のようにヘッド部分が大きいものがいいかもしれません(上のタイプは、幅が3.5 cmですが、下記のタイプだと6 cmあります)。

某有名海外メーカー(メイソンピ○ソン)の商品に類似??しているタイプで、髪にツヤがでると評判なものになります(日本製で、価格が例のものに比べて1/2程度です)。

ただし、髪の毛が柔らかい方や猪毛を使った場合に痛みを感じる場合は、柔らかい豚毛のブラシをご利用下さい。

ブラシのお手入れ方法のポイント

湯シャン前のブラッシングを行うと、ブラシに汚れが付着します。

髪の毛は当然ですが、白い粉状のものが柄のところに付いているのが分かります。

特にこの白い粉はシャンプーを使っているときは出てこないですが、皮脂や垢(フケ)になります
健康な頭皮の方でもある程度つきます!問題ないです。

フケや毛髪がブラシに付着したままだと、衛生上あまりいい状態ではないです。

基本的には、その日のうちに処理をするのをおすすめします。

方法ですが、絡まった髪の毛は手で取って、白い粉のようなフケや皮脂等の汚れは、お湯(ぬるま湯)でこすり洗いをすると取り除くことができます。

そのあと、水分を軽く払って自然乾燥させます。

上記でもお伝えしましたが、湯シャンの後にお湯でブラシを毎回洗うことになるので、ブラシの柄の部分はお湯に耐えれる素材(例えば、樹脂製)でできているものがいいと思います。
(今回の記事でご紹介したブラシは、すべてお湯に耐えれる素材でできているブラシとなっています。

日頃のブラシに絡みついた小さな毛はお湯でも取れますが、絡みついた毛がなかなか取れないときや一気に取りたいときには、金属製でブラシ専用の”ブラシクリーナー”を活用してみてもいいかもしれません。
(ブラシクリーナーの代わりに歯ブラシでもある程度代用できます。ブラシクリーナーの方が、面積が大きいので効率はいいですが…)

ちなみに、ブラシの毛や根本部分が痛むので、金属製のブラシクリーナーを扱うときにはあまり乱暴には扱わないでくださいね。

お湯でブラシを洗っていても、クシの内部も汚れが溜まっていきます。

こういうときには中性洗剤(中性洗剤で大丈夫です)でしばらく浸け置きして、こすり洗いをすれば汚れがとれます。
(ブラシクリーナーや歯ブラシを併用してもいいと思います。)

お肌が弱い方が洗剤を使うときには、手荒れを防ぐために手袋もしくはワセリン(例えば、健栄製薬 ベビーワセリン)等を塗って手肌をガードして洗ってくださいね。

ブラッシングも大切ですが、その他にもお湯で洗うときも重要なポイントがあります。

参考文献:

*1) 牛田専一郎 「皮膚科学に基づく本当に正しいスキンケア法「何もつけない」美肌術」 主婦と生活社 104-106

*2)帯電列

大阪市立博物館サイト

http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~ohkura/seidenki/taidenretu.htm

*3)井上哲男 編「毛髪の話」文春新書, p50

ブログランキング参加中!!

”ポチッ”とご協力していただけたら嬉しいです。


手作り化粧品 ブログランキングへ

<スポンサーリンク>