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ネットで検索すると、頭を洗っているのにもかかわらず、頭皮がかゆくなったり、乾燥やフケなどの悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。

では、なぜケアをしているのにそのような事が起こるのでしょうか。

そして、どのように対処していけば良いかヒントをお伝えしていきます。

 

頭皮のフケがでるのはどういうこと?

皮膚の上皮組織は、基底細胞から分裂して増えていき層状の構造を作って重なっていきます。

核がなくなった角質細胞となった後、最終的には”垢”として剥がれ落ちていきます。
(この一連の流れをターンオーバーと言うようで、周期的に繰り返しています。)

頭皮の垢は、特に”フケ”といいますが、ターンオーバーは身体中で自然に起こるものなので、フケ自体は通常は問題はありません。

 

ところが…フケが大量に出ているときには、頭皮の状態に何かトラブルが発生していることが多いので、何か対処が必要です。

そして、大量に出てくるフケには、状態によって分類されています、

フケの分類とは…

フケの状態によって二つに分類されます。
分類と状態は次のようになります。

乾性(乾燥性)フケ

乾燥した頭皮から落ちてくるフケ。
細かく「パラパラ」した状態のものが多いのが特徴。

脂性(皮脂性)フケ

皮脂の分泌が過剰分泌して起こるフケ。
ベトベトした脂っこい塊上のフケが多いのが特徴。
フケだけではなく、同時にマラセチアと呼ばれる酵母(真菌類)が同時に繁殖しやすい。

 

 

そして、タイトルにも書きましたが、もちろん乾性フケは頭皮の”乾燥”が原因となることが多いようですが、単純に乾燥すれば”乾性フケ”だけというものではなく、体質や状況によって乾燥フケが脂性のフケに変わっていくこともあります。

大量にでてくるフケを放っておいたらどうなるの?

ごく普通に出てくるフケは問題はありませんが、大量に出てくる乾性フケや脂性フケを放置しておくと、頭皮トラブルが悪化する恐れがあります。

乾性フケは、頭皮の乾燥から起こり、バリア機能がかなりの頻度で低下しています。

外部からの異物や刺激が皮膚の角質層に容易に入り、免疫反応により炎症が起きてしまうため、”かゆみ”を伴う事が多いです。

 

かゆくなると当然、”かいてしまう”こと多くなり、雑菌が入るリスクが高まります。

そうなると、より頭皮環境が悪化する恐れがあります。

 

上記にも書きましたが、頭皮が乾燥状態になった場合には、頭皮が元に戻ろうとして皮脂分泌が過剰になり、逆に脂性のフケが出てくるようになってくる場合があります。

皮脂分泌が活発になると、皮脂を食べるマラセチアも増えてきます。

マラセチアは、皮脂を食べると、皮脂を分解して遊離脂肪酸を出し、皮膚刺激物質となります。

この刺激物質は、”脂漏性皮膚炎”の原因ともされるもので、脂漏性皮膚炎が悪化した場合、脱毛につながる恐れもあります。

 

フケといえどもほったらかしにしていたら、どんどん悪化してしまうので、原因を見つけて対処して食い止めることが必要となってきます。

頭皮が乾燥してしまう3つの原因と回避する方法。

頭皮が乾燥してしまうのは、次の要因でおこります。

① シャンプーや洗髪のやり方があっていない。

体質に合わないシャンプーやリンスを使っていたり、使い方を間違っていると、頭皮が乾燥しやすくなります。

詳細を次にご紹介します。

 

体質に合わないシャンプーを使っている

例えば、アルキルサルフェートやアルキルエーテルサルフェートなどの洗浄力や脱脂力がとても強い陰イオン系界面活性剤が入ったシャンプーを使っていた場合、頭皮の状態に合わなければ、頭皮が刺激されてしまいます。

こうなると、頭皮の異常角化が起こりやすく乾性のフケが生じやすくなります。

 

このような時には、比較的刺激の少ないアミノ酸系シャンプーやベタイン系のシャンプーに切り替えてみるか、もしくはシャンプーの回数を減らして、お湯だけで洗う湯シャンに切り替えるという手もあります。

 

⇒湯シャンのやり方とは

 

※いつものシャンプーがキツイという場合は、赤ちゃん用のシャンプーを活用するという手もありです。

赤ちゃん用の全身シャンプーですが、肌の弱い大人の方のシャンプーとしても活用出来るものになります。

界面活性剤として、アミノ酸系の陰イオン界面活性剤(ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルアスパラギン酸Na)、両性界面活性剤(ココアンホ酢酸Na)と少量の非イオン界面活性剤(ポリグリセリル-4ラウリルエーテル)が使われています。

脱脂力、刺激も弱く肌には低刺激でマイルドな界面活性剤になります(たしかに、赤ちゃんに使っても大丈夫そうです)。

刺激となる香料が無配合です(シャンプーの香りが好きな方はちょっとものたりないかも)。

 

そして、保湿成分が配合されており、皮膚の乾燥を防ぎます。

成分としては、アミノ酸(セリン、グリシン)、セラミド、コレステロール、リン脂質(ポリクオタニウム51)..というような皮膚にもともとある保湿成分なので、刺激はかなり低いものとなっています。

全成分:水、グリセリン、BG、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルアスパラギン酸、グリコシルトレハロース、ペンチレングリコール、加水分解水添デンプン、キシリトール、トレハロース、ベタイン、ソルビトール、PCA-Na、イソステアリン酸コレステリル、コレステロール、オリーブ油、セラミド2、水添レシチン、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリン、アセチルヒアルロン酸、ポリクオタニウム51、ポリグリセリル-4ラウリルエーテル、フェノキシエタノール

 

しかしながら、ある程度洗浄力がなければ、頭皮のベタつきが気になるという方には、弱酸性で刺激の少なく、肌に界面活性剤成分が残りにくい酸性石けん系のシャンプーをお試しで使ってみるのもいいかもしれません。

 

⇒酸性石けんとは

シャンプーのやり過ぎ

例えば刺激の少ない界面活性剤、例えば、アミノ酸系(陰イオン界面活性剤)やベタイン系のシャンプー等、洗浄力や脱脂力が弱いシャンプーを使っていても、一日に何度も洗髪の頻度を多くすると皮脂が奪われやすくなります。

上記にも少しお伝えしましたが、洗髪の頻度を減らすようにすれば頭皮の乾燥は防げます。

 

※ベタイン系の界面活性剤の特徴とアミノ酸系シャンプーの違いを記事に書いています。
⇒両性イオン界面活性剤とは?

シャンプーを直接つけている。使用量が多い

肌にシャンプーを直接つけていた場合、必要以上にシャンプーの量が多くなってしまい、肌への負担が大きくなってしまいます。

シャンプーは手で取り、10円〜1円玉ぐらいの分量で泡立てて使用するように心がけた方がいいかと思います。

 

※頭皮につけるタイプのシャンプー(クレンジング剤)もあります。

タンパク質変性作用が少ない非イオン系界面活性剤配合の泡立たないマイルドなタイプになります。

⇒頭皮クレンジング すっぴん地肌とは

リンス、トリートメントなどの洗い流しをきちんと行っていない

特にリンスやトリートメント剤によく使用されている陽イオン界面活性剤は、元来肌に吸着し易い性質があります。

陽イオン界面活性剤は殺菌効果があるものが多く、肌への吸着量が多い場合には、頭皮の微生物の環境が悪化したり、肌自体への負担が増し、フケが増えてしまう原因につながりやすいです。

使った場合、十分なすすぎを行うようにして下さい。

 爪を立てて洗っている

爪をたててかきむしるように洗っている場合は、細菌等が入り込みやすくなってしまい、頭皮環境が悪化する恐れがあります。
手の腹で洗うのがベストです。

そうはいっても、どうしても爪を立てる癖のある方は、湯シャン用でおすすめをしていますが、手袋を活用してもいいかもしれません

 

⇒湯シャン用の手袋はどれがいいか..

お湯の温度が高すぎる

お湯の温度が高すぎた場合、頭皮の刺激となったり、皮脂がとられすぎることもあります。
40℃以下で洗うよう心がけるようにしましょう。

 

② 周囲の環境(紫外線、気温など)

紫外線を浴び続けたりすると、髪の毛の保護はありますが、頭皮が乾燥しやすくなります。

長時間比較的強い紫外線を浴びる場合には、帽子や日傘(女性だけになってしまうかもしれませんが…)などを活用して、紫外線からのダメージを軽減するようにしましょう。

 

また、気温が低下した場合や乾燥していた場合には、皮脂分泌が一時的に低下することがあります。

顔のお肌の皮脂分泌が気になっている時期は、頭皮も同じように皮脂分泌が変化しやすい時です。

化粧品で水分を…で保護するという手段もありますが、そもそもヒトの皮膚には代謝を保つための生理学的機能は何もしなくても備わっています。

こういう時期には、洗浄力が強いシャンプーでの洗髪やヘアワックス等頭皮に刺激なるものはなるべく避けて、何もつけずに皮脂分泌の回復を待ったほうがいいです。

 

③ 個人の体質

アトピーなどの体質があった場合、頭皮が乾燥しやすい傾向があります。

また、ストレスを抱えていたり、新陳代謝が悪化したときも乾燥することがあります。
(心的ストレス以外にも、外気の気温差でもストレスになったりします。)

そういったことで、頭皮が乾燥してかゆくなりがちですが、かきむしってしまうと雑菌等が入ってしまい、余計悪化してしまいます。

あまりにも悪化した場合には、医師に相談したり、かゆみを止める薬を検討してもいいかもしれません。

 

まとめ

頭皮の乾燥対策には、頭皮の皮脂を過剰に取る配合のシャンプー(例えば、アルキルサルフェート等)は控え、比較的穏やかなアミノ酸系といったシャンプーに切り替えてもいいかもしれません。

それでも悪化する場合は、シャンプーをする回数を減らしたり、湯シャンに切り替える等、界面活性剤になるべく触れないようにしていく必要が出てくる可能性もあります。

 

また、個人の体質もありますが、季節等、周囲の環境によっても頭皮が乾燥しやすくなることがあります。

一時的なこともありますが、長引くようであれば、上記のように洗髪を見直すタイミングだと思います。

(ただし、洗髪を見直しても長期に髪のかゆみが改善しない場合や、かゆみが激しい場合には、医療機関等にご相談してください。)

 

食事や日常生活の習慣には触れませんでしたが、睡眠不足や過度なダイエット等のような身体の代謝を悪化させるような事が長引けば、頭皮の状態が悪化してしまい、フケだけでなく、脱毛や白髪化等のリスクが徐々に高まることもあります。

頭皮環境を維持するにはシャンプーを変えるだけでなく、健康的な日常生活を送ることも重要です。

 

⇒白髪のリスクを減らすには?

 

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