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身体はボディーソープや石けんを使って洗わない場合、どうなる?実践してみました。

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一年前ぐらいからはボディーソープや石けんなどの洗浄剤を使わずに洗っています。
→追記:お湯だけ洗いはその後も継続してやっていて、2018年の時点で3年間実践しています!

ちなみに、このお湯洗いのことを、2015年ぐらいからタモリ式入浴法とも言われているようです。

 

私自身、お湯洗い以前は、ボディーソープを使っていました。

その当時の冬、足全体、特にすねがカサカサかゆくて、花王のキュレルのように保湿成分としてセラミドが入った入浴剤や保湿クリームを塗っていましたが、改善せずに悩んでいました。

※キュレル入浴剤のセラミド(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)は擬似セラミドで、保湿作用はそれほど高くないものになります(*1)。

 

どうしていいのか途方にくれていた時に、エコ肌イブさんのボディーソープや石けんを使わずに身体を洗っている記事を見て(参照:もち肌イブさんの記事)、試しに実践してみることにしました。

 

数日間続けてみたところ、なんと不思議とかゆみは軽減することに。

さらに、すねに粉がふいている感じになっていたところもかなり改善しました。

それ以来身体に関しては、ボディーソープを使わずにお湯だけで洗ったり、ただ単にお湯でかけ流すだけにしています。

 

その後、身体の他にも髪の毛や顔もお湯洗いを実践をするようになりました。

→参照:髪の毛もお湯だけ洗っています(湯シャンについて)

→参照:お湯だけでニキビ対策はできるの?

 

お湯でかけ流すだけをネットで調べてみると、体を洗わないのと同じ意味になるんですね。

私としては、かけ流すだけでも洗っているつもりだったんですが…

 

臭いについてですが、ボディーソープを使わなくてもそれほど気になることはないようです。

なかなか自分の体臭はわからないので、知人に聞いてみたところ、特に気にすることはないということでした。

もちろん、汗をひどくかいたときには臭いはするんですけどね。

 

お湯だけの洗浄をしていて他に良かったことは、洗浄剤を使っていた頃はたまに肌の弱い部分(例えば、おしりとかデリケートな部分)がムズムズかゆくなることもあったのですが、お湯だけで洗うようになってからは特に気にするようなことはなくなりました。

 

私の場合は、洗浄剤を使わなくても困ったトラブルは起きていないです。

強いて言えば、身体が時々垢でザラザラするぐらいです(これに関しては、後述の”ボディーソープを使わない場合どうやって身体を洗うの”でご説明します)。

 

身体をボディーソープや石けんで洗った場合、皮膚トラブルが起きる理由とは。

なぜ皮膚トラブルが起きてしまうのでしょうか?

それは、石けんやボディーソープなどに含まれている界面活性剤が、皮膚に対して刺激物質になることと関係しています。

 

ボディーソープで使われている界面活性剤は、”アミノ酸系”と呼ばれる皮膚刺激が少なく、マイルドな洗い心地の陰イオン界面活性剤が使われるようになってきました。

それでも皮膚表面の皮脂膜をある程度落としますし、皮膚表面にいる常在菌を洗い流してしまいます(一説では9割程度)。

洗浄剤に含まれている界面活性剤がバリア機能低下や皮膚への刺激を招く可能性があるからです。

→参照:皮膚トラブルの刺激を起こす一次刺激性物質とは何?

 

特に皮脂膜の分泌が少なく皮膚のバリア機能が低下ぎみの方の場合は、さらに影響を受けやすいですし、すぐに皮膚トラブルが起きなくても毎日洗浄をしていると、刺激が蓄積されてしまって皮膚トラブルに繋がることもあります。

通年でなくても私のように、冬場カサカサになってしまった肌に対して、ボディーソープを使うと、トラブルが起きてしまうことは容易に想像できますよね。

 

さらに、身体の場所によっては刺激に弱い箇所があります。

デリケートゾーンと言われる場所、例えば肛門付近は、皮脂腺からの皮脂分泌はあるものの、皮膚に角質層がなく、刺激に対して敏感です。

この部分に関しては、清潔にした方がいいと洗浄剤で念入りに洗いがちですが、かえって皮膚トラブルが起きやすくなります。

元来、皮膚の常在菌によって守られているため、外来の悪影響を及ぼす細菌も水(お湯)で洗い流すだけで大丈夫です。

※お風呂にゆっくり浸かるぐらいなら問題はないのですが、ウォシュレットを一度に繰り返し使ったり、長めに使用するのは良くないようです。洗浄しすぎて水分が抜けてしまい、かえって荒れてしまうことがあります。洗浄剤を使わなくても、軽く洗い流すぐらいにしてくださいね。

お湯洗いをしていない方でも、デリケートゾーンについては洗浄剤の使用を控えた方がいいのではないでしょうか。

 

その他、皮膚トラブルが起きてしまう原因として界面活性剤の種類によっては、皮膚刺激が増大してしまうことがあります。

石けんは天然の油脂から作られるので、ナチュラル志向の方に人気があるようですが、石けんの方が皮膚刺激が強いとされています。

ボディーソープのような液体状の洗浄剤の場合、洗浄成分の主剤として陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)が含まれていますが、泡立ちや泡の安定性を良くしたり、皮膚刺激を軽減するために両性イオン界面活性剤や非イオン界面活性剤を加えて調整して作られるのが一般的です。

今でも比較的安価なボディーソープでは、洗浄成分の陰イオン界面活性剤が硫酸系と刺激が比較的あるものが使われてきましたが、ドラッグストアのような量販店でもアミノ酸系といったように比較的刺激が少なく、生分解性しやすいものがが使われるようになってきました。

 

その反面、石けんは界面活性剤成分が油脂由来の陰イオン界面活性剤だけしかないシンプルな配合ではあるものの、アルカリ性のため、皮脂膜を溶かしやすく、皮膚の弱い方では皮膚刺激を受けてしまいます。

→参照:ベタイン系界面活性剤とは?アミノ酸系との違いは?両性界面活性剤の性質について

→参照:陰イオン界面活性剤とはどんなもの?

 

石けんを使っていて肌の調子が悪い場合は、すぐにお湯洗いに移行してもいいですが、ボディーソープに変えてみてもいいかもしれません。

 

ボディソープを選ぶ場合でも、皮膚刺激が少ない”アミノ酸系”や”酸性石けん”が配合しているものがいいかなと思います。

→参照:酸性石けんとはどんなもの?

 

身体をお湯で洗う話をしてきましたが、身体の皮脂分泌が過多気味で洗浄剤を使用しないと皮膚の調子がおかしくなるといった方は、無理にやめないほうがいい場合があります。

逆に皮膚の状態が悪化し、脂漏性皮膚炎や背中ニキビ(毛包炎)などになる可能性があるからです。

 

→参照:次亜塩素酸についてですが、脂漏性皮膚炎や毛包炎について触れています。【美肌対策】弱酸性次亜塩素酸水でニキビは改善する?脂漏性皮膚炎は?

 

そうはいっても、そもそも洗浄剤によって皮脂分泌が過多になっていることが往々にしてあります。

お湯だけで洗う日を設けて、洗浄剤で身体を毎日洗わないようにする日を作ってもいいかもしませんね。

 

身体をボディーソープや石けんを使わなかった場合、臭いは大丈夫?−問題はありません。

案外、洗浄剤を使わなくても体臭は抑えられます。

それは、皮膚の常在菌によって臭いの発生が抑えられているからです。

 

逆に洗浄剤を使うと、かえって体臭が発生するということがあります。

それは、界面活性剤によって皮膚常在菌が減ってしまったり、バランスが崩れた場合、外来の雑菌が発生してしまいます。

そうすると、身体の匂いが発生しやすい環境になってしまうからです(*2)。

 

ちなみに、女性のデリケート部分にはデーデルライン桿菌という常在菌がいます。

この常在菌のおかげで臭いが抑えられ、病原菌の侵入を防ぐ役目があるようです(*2)。

しかも、皮膚刺激に対しても敏感な部位なので、皮膚表面よりもなおさら洗浄剤の使用を控えるのをおすすめします。

 

ちなみに、髪の毛をお湯で洗う湯シャンについても同様に、お湯洗いを実践しています。

こちらも案外頭皮の臭いは気になりません。

→参照:髪の毛もお湯洗い(湯シャン)をしています!

 

臭いはしない代わりに、シャンプー独特のいい匂いがなくなるのが寂しいところ。

そういう場合は、髪の毛の先ぐらいに練り香水などをつけるといった工夫もいいかもしれません。

→参照:湯シャンの香り付けはどうすればいいの?夏場の体臭の対策は?

ボディーソープ・石けんを使って洗わない場合どうやるの?垢対策は?

私の場合ですと、お風呂にしばらく浸かった後、ザラザラ垢が気になるところを軽く手でこすって洗い流しています。

それだけでも特に目立った汚れがないようです。

私は平気なのですが、やっぱりザラザラする垢の部分が不快に思われる方がおられますよね。

皮膚科学に基づく本当に正しいスキンケア法「何もつけない」美肌術では、手ぬぐいで身体を洗うと記載されています(*2)。

手ぬぐいを活用して、身体を洗ってもいいかもしれないですね。

(手の場合は背中がかなり難しいのですが、手ぬぐいの場合は背中が洗いやすそうですね。)

 

また、ミトンタイプだと外れにくいのでいいのかもしれません。

こちらのタイプは厚手のオーガニックコットンでできたタイプになります。

若干乾きにくいのが難点ですが…

お風呂用では無いですが、乾きやすさからいえばこちらも使えそうです。

爪先などでゴシゴシこすったら穴が開くので優しく使ってくださいね。

頭髪のお湯洗いの方法について

 

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参考文献:

*1) かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき
キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム 解析
http://ameblo.jp/rik01194/entry-11849161012.html

*2) 牛田専一郎 「皮膚科学に基づく本当に正しいスキンケア法「何もつけない」美肌術」 主婦と生活社 104-106

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