クオタニウム-18どんな成分?

 

髪の毛を柔らかく、指通りをよくするといったコンディショニング効果のある陽イオン界面活性剤の一種になります。

 

化粧品だけではなく、柔軟剤の成分としても使われているようです。

 

どういったものか見ていきましょう!

 

 

★ 使用用途別の表示

 

用途  表示名
 化粧品の成分表示 クオタニウム-18

 

医薬部外品(薬用化粧品)の成分表示 塩化ジアルキル(14~18)ジメチルアンモニウム
INCI名(国際名称、英語表記) Quoternium-18

 

 

 

★ラムノースの成分の特徴まとめ

成分の分類 カチオン(陽イオン)界面活性剤

 

アルキル型4級アンモニウム塩 タイプ

作用・効果・用途 帯電防止剤、髪の毛のコンディショニング作用(柔軟効果、保湿)、乳化・分散作用
構造

 

 

 

 

 

C18H37部分は、炭素数18個、水素数37個連結してる「アルキル基」と呼ばれる部分で、天然原料を使用しているため、実際は、C14H29〜C18H37と幅がある。

原料 牛脂やパーム油由来の炭素数18の「ステアリン酸」

 

 

 

クオタニウム-18

 

クオタニウム-18由来原料と構造について】

カチオン(陽イオン)活性剤の中でも、アルキル型4級アンモニウム塩に分類されるものになります。

 

 

 

四級アンモニウム塩とは、下図のように、窒素(N)の周りに炭化水素(R部分で、本当はC(炭素)とH(水素))が結合ものです。

 

 

 

クオタニウム-18の構造は下の構造で、Nの周りに炭化水素(C(炭素)とH(水素))がついたものが4つ取り囲んでいるので、こちらも第四級アンモニウム塩に入ります。

 

 

 

クオタニウム-18-18のことなんですが….Nに結合している「アルキル基」の炭素の数、18個のことを表しています。

 

「アルキル基」は、炭化水素を意味し、クオタニウム-18でいえば、特に長く連なった「長鎖」の2つの炭素18個、水素17個のC18H37部分になります(2つついているので、「ジアルキル基」となります)。

 

 

長鎖のジアルキル基由来の原料は、牛脂やパーム油由来※の炭素数18の「ステアリン酸」が使われています。

 

※近年、BSA問題で牛由来成分が避けられているので、パーム油由来が多くなっている傾向はあります。

 

天然由来成分なので、炭素数の異なった脂肪酸が混ざっていることが多く、

 

医薬部外品の名称になっている構造名の塩化ジアルキル(14~18)ジメチルアンモニウム」の()かっこの数字が示しているように、14個〜18個までの炭素数のものが混在しています。

 

 

塩化ジメチルアンモニウムに結合したものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

【成分の効果について】

帯電防止剤、柔軟作用、保湿、ヘアコンディショニング作用があります。

 

特に、長鎖のアルキル基が2つあるので、髪の毛をしっとり柔らかく指通りを良くし、静電気を防止効果は期待できます。

 

また、リンス剤の乳化・分散剤としても使われているものになります。

 

 

 

【使われているシャンプーなど】

ヘアリンス、コンディショナー、シャンプー、ヘアスプレー

 

洗剤の柔軟性分として使用

【皮膚刺激、目の刺激アレルギー性(論文)】

 

第四級アンモニウムは一般的に殺菌力が強く、皮膚刺激が強い成分として知られています。

クオタニウム-18は、長鎖のアルキル基が二重で取り囲んでいるので、殺菌力や刺激性は低下されているものの、肌への負担は否定できない成分。

 

ヘアケア商品の場合は、配合量が少ない分にはほとんど皮膚への影響は少ないと考えられますが、できれば避けたい成分です。

 

 

 

 

 

 

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