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手を石けんであらう場合は?

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いろいろ手洗い方法がありますが、
仮に石けんを使った場合、手肌に負担をかけない手洗い法とは…

仮に石けんを使った場合、
汚れや外来菌などを落とす過程には、大きく分けて3つの段階があります。

1. 石けんで泡立てこする
2. 石けんを洗い流す
3. 濡れた手を乾かす

前回は、”1. 石けんで泡立てこする”についてお伝えしました。

⇒石けんでの手洗い方法はこちら

1.の石けんで泡立てこするポイントは、

・石けんを使って手でこする時間は数十秒程度にとどめておく
(気になる汚れがあるときは、様子をみて延長する)

になります。

石けんで丁寧に洗った場合、手についた付着物だけではなく毛の組織(毛包)からどんどん常在菌がでてくるからです(*1)。

しかも、石けんで洗っても菌は死なないようです(*2)。

前回お伝えしませんでしたが、

・指先や指と指の間を忘れないように洗う

も行ったほうがいいかと思います(時間をかけて泡立てなくてもいいですが..)。

手洗いは、手のひら部分で終わってしまいがちのためです。

前回は石けんで洗浄方法でしたが、
今回は石けんを使った後の 2.石けんを洗い流す方法についてご説明します。

実は洗い流しのほうが重要だったりします。

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むしろ外来の菌等を落とすためには、洗い流しの方が重要です。

それは、次の手の洗浄試験で確認されました。
15秒間石けんで泡立てた後、流水で手をすすいだところ、時間が長いほど菌数が減少したそうです。

ちなみに、洗い流した時間は8秒間〜120秒間になります(*1)。
手のひらを120秒間洗浄すると、菌のコロニー数は洗浄前よりも1/1000程度まで減り、0に近い状態になったようです(*1)。

石けんで泡立ててこする(洗浄)時間は、長くなると菌が増えてきました。

反対に菌が減っているということは、泡立てる洗浄よりも洗い流しをしっかりしたほうがいいかと思います。
基剤(石けん等のような洗うときにつかうもの)よりも手洗いで菌を除去するためにはすすぎを充分行ったほうがいいと別の文献もありました(*3)。

しかし、日常で120秒も洗うのは大変ですよね。
結果を見ると、30秒程度の洗い流しでも十分のようです(*1)。
(15秒でも2/3は流れ落ちます。日常的には時間を計れないので、石けんの泡がとれても少し長めに洗うということを心がけてもいいかと思います。)
ところが、指先など細かい部分は水洗いだけでは菌などは落とせないようです。

ほかに方法はあるようです。

⇒指先部分の菌を落とす方法とは。

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*1 )山本 恭子 鵜飼 和浩 高橋 泰子 (2002) 「手洗い過程における手指の細菌数の変化から見た有効な石けんと 流水による手洗いの検討」
環境感染 17 (4), 321-334
http://www.solmind.com/hclo/eiseikannri/tearai/tearaikatei.pdf

*2) 石けん百科
「石けんで除菌はできますか?」
http://www.live-science.com/honkan/qanda/kitchen06.html
(2016-06-03参照)

*3) Taylor L. J.(1978): An evaluation of handwashing techniques-1.Nursing Times 12; 54-55

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