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湯シャンで白髪が改善するのでしょうか?そして、湯シャンをした結果は…

お湯(お水)には、白髪改善効果があるの?

シャンプーを使わずにお湯だけで洗う湯シャン(ノーシャンプーということで、ノー・プーという略もあるそうですが…)をすると白髪が改善するという記事がありましたが、本当に改善するのでしょうか?

⇒そもそも湯シャンのやり方とは…

 

あたりまえのことですが、お湯自体には白髪を予防・改善する効果はありません。

なので、お湯をふりかけたところで白髪は治るとは到底思えません。

お湯洗いによる頭皮環境と何か関係しているのかなと調査・検索していると、たまたま見たサイトの引用にてシャンプーを使っていたらこんなことがあるという記載が…

…………(驚!!)

 

「シャンプーとはこんな恐ろしい作用があるんだ!!湯シャンをせねば….」と、これを更に引用していたサイト筆者は白髪対策として、湯シャンを実践されておられましたが….

 

シャンプーに使われている化粧品類は、メーカーの自己責任で販売はされていますが医薬品医療機器等法(以前は薬事法と呼ばれていました。)で規定され、皮膚刺激などがないか調べられたものが使用されています。

そのため、毒物ではないので一般的にはすぐに皮膚が凹むということはありません。

また、皮膚組織は層状の細胞組織となって、すぐに髪の毛の種となる細胞(表皮基底細胞のことでしょうか?)に例の毒物が簡単には行き渡らないようにはなっています。

 

確かに薬物によっては白髪を促進するものがありますが、通常一般的に市販されているシャンプーの中に黒髪になるのを阻害するものが入っていない限り”シャンプー=白髪”とはならないのではなないでしょうか。

これを読んでいらっしゃる方もご気付きかもしれませんが、頭皮環境が悪化することによって白髪につながる…という展開で湯シャンを薦めていらっしゃるような気がします。

頭皮環境が改善したら白髪が減るのでしょうか?

頭皮環境が改善したことはさておき、私が実際に2年間湯シャンをしてみてどうだったかというと…….

正直なところ、白髪に関しては改善されているかどうかは不明です。

むしろ、私自身、30台後半という年齢も年齢なので、白髪は徐々に増えているような気がします。

しかも、髪の毛を染めているので正確に白髪が増えているか減っているか分からないのもあります。

 

白髪が減ることを期待させて読んでくださった方はごめんなさい…

 

私自身、湯シャンを始めたらほぼ毎日洗髪するようになりましたが、シャンプーをしていたころは3〜4日程度に一回だけだったので頭皮についてはシャンプーの影響はそれ程なかったのかもしれません。
(当時、比較的アミノ酸系だとか緩めなのを使っていたような気がします。。)

湯シャンの白髪改善効果はデタラメなの?

合わないシャンプーを使い続けると肌環境が悪化する恐れがあります。

全てのシャンプーというわけでありませんが、界面活性剤の脱脂作用やタンパク質変性作用、あるいはその他の成分によって皮膚が刺激を受けて、炎症(赤くなる)を起こすことがあります。

(例えば、陰イオン界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウムは、タンパク質変性作用が強いです。)

⇒陰イオン界面活性剤とは

 

そういうリスクもあるので、「合わない場合は、ご使用をおやめ下さい」と記載されてあるのも納得。

(念のためですが..すべてのシャンプーの界面活性剤成分が、皮膚のタンパク質成分を変性させる…というわけではないので、ご安心下さい)

しかし、成分や頻度、体質等によっては、目立った炎症が急激に起きなくても微生物のバランスが悪くなったり、皮膚のバリア機能が悪化することもあります。

微生物環境が悪化すると、白髪になりやすい肌環境に移行する可能性が…..

バリア機能が悪化すると、皮膚を保持しようと皮脂分泌が過多な状態になり、更にはマラセチアと呼ばれる皮膚に常在している真菌(酵母)が増えやすい環境になります。

マラセチアは皮脂を好む細菌で、この菌によって皮脂を分解した時にできる遊離脂肪酸が皮膚刺激物質となります。

この刺激物質は脂漏性皮膚炎の原因とされ、悪化すると脱毛が起きる恐れも….

さらに、過剰分泌された皮脂は、他にも厄介なことがあります。

 

過剰分泌された皮脂は、空気中の酸素 や紫外線に よって酸化され、過酸化脂質になります。

 

肌環境が良い場合は微生物の代謝する産物によって、過酸化脂質が作られるのを抑制されていますが(文献1)、この過酸化脂質が増えすぎると……

メラニンの移動を抑制し、白髪の原因になることが言われはじめています(文献2 、決定的な文献がなかったのでごめんなさい。)

(ちなみに、お肌の場合では過酸化脂質とメラニンがくっつき、過酸化メラニンとなり、シミの元になると報告されています。ポーラ化粧品では関連商品が販売されているようです。(文献3))

このようなことから湯シャンをすることで、微生物のバランスを保持し、頭皮環境を改善できれば、白髪予防にはなりそうです。

なので、湯シャンをやることは、全くデタラメでは無いような気がします…

すぐにでも湯シャンに移行すれば、頭皮環境は良くなるの?

ただし….

シャンプー環境になれた肌をいきなり湯シャンに切り替えた場合、体質によっては、シャンプーと同じ量の皮脂を分泌しようとしてしまい、皮脂が過剰な状態になってしまいます。

湯シャンに変更してもベタつきが改善しない場合は、非接触皮膚科学で推奨されている小麦粉シャンプーなどを活用する方法もありますが、頭皮環境を悪化させないためにも比較的マイルドなアミノ酸系や酸性石けんを活用しつつ、お湯だけの洗髪だけの回数を増やすなど工夫をして変えていってもいいかもしれませんね。

⇒非接触皮膚科学とは?

⇒酸性石けんとはなに?

 

湯シャンの白髪対策は頭皮環境を整えることでしたが、白髪を予防する成分があります。

次の記事でご紹介します。

⇒白髪対策の方法とは..そして、白髪対策の化粧品成分とは

 

(文献1) 株式会社ナリス化粧品 研究室†

皮膚常在菌の皮膚状態に与える影響

J. Soc. Cosmet. Chem. Jpn. 報 文 28 (1) 44-56 (1994)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj1979/28/1/28_1_44/_pdf

(文献2)

岐阜大学 卒業論文 PDF

https://www1.gifu-u.ac.jp/~xyosida/sotsuken-data/13%E5%8D%92%E8%AB%96Furuki.pdf

(文献3)(株) ポーラ・オルビスホールディングス プレスリリース

過酸化脂質の影響で過脂化したメラニンが発生することを発見 シミの発生、悪化に関わる新たな要因を解明

http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20121120_2.pdf

 

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