お湯だけで本当にニキビは減るのでしょうか?
「化粧品を全く使わないでお湯洗顔&湯シャンだけで本当にニキビはなおるのか…」
私もかなりニキビケアに悩んでいて、アレやこれや化粧品を試してきましたが、全然改善しなくて悩んできました。
書籍(例えば「何もつけない」美肌術 )やブログ等(例えば非接触皮膚科学のサイト(⇒非接触皮膚科学とは?)やもち肌イブさんのページ等)を参考にして、洗顔料を全く使わず、お湯だけ洗顔&湯シャンを実践しました。
さらに、日常もできるだけメイクをしない、もしくは、メイクをしてもお湯だけで落ちやすい等を使うことが書かれてあったので、これも合わせてやってみることにしました。
実践すると…かなり時間はかかりましたが、ニキビが改善しました。
(明らかに改善したと思えたのは、1年半後ぐらいです。)
簡単には書きましたが…最初は半信半疑でしたし、メイクをほとんどしないのは抵抗があって大丈夫か確認しましたが….
もちろん睡眠時間が取れなかったり、体調が悪いときには何をしてもニキビが出てきてしまいますが、化粧品をつけなくてもあまり目立たない状態です。
参考程度ですが、写真で比較してみると…
こんな感じです。
・一年半前
ちなみに、数ヶ月程度お湯洗いは実践していましたが、一年半前の頃はこんな感じでした。
あご部分になります。
・現在の様子です
2018年2月現在の肌の感じはこんな具合です(同じ角度の写真ではないですが…)。
よく見ると赤い部分やボコボコした部分がありますが、ほとんど目立ちません。
自分でも改善されているかな??とは思います。
※ 現在の写真ですが、一年半前と撮り方が若干違うので見え方が違うことをご了承下さい。
若干カメラの明るさ調節が入っていたので、ニキビ部分だけを着目していただくようお願いします。
次回は明るさ調整無しで引き続き変化を確認していきます。
そうはいえでも、最初の半年ぐらいはほとんど変化はなかったでしたし、やってみて仕事のストレスなどで肌がボロボロになった時期もあります。
今の状態をみると改善された実感はありますが、お湯洗いだけで効果を見ようとすると、数ヶ月〜年単位で気を長くしてみないとわからないかなぁと思います。
もし、お湯だけ洗顔をやり始めた方は、すぐに効果が出るとあまり期待しないでくださいね。
肌だけのメリット以外に、やってみて良かったことは、化粧品代がかからなくなったことです。
洗顔料、シャンプー等は基本的には使いませんし、メイク道具もそれ程減らないので、化粧品代がほとんどかかりません。
デメリットもあり….きちんとした場面の時にお化粧をするのを忘れて恥ずかしい…ということがあったり、髪の毛の匂いがあまり女性っぽく華やかな匂いが無いということが…
その他、ニキビ以外の肌トラブルに関しては、全くない…と言いたいところですが、若干悩みが。
化粧品を使わなくてもシミに関しては化粧品を使う前後変わらないですが、私自身40歳手前ということもあって、冬の間なんでか寝じわが取れにくいのが気になります。
あと、それ程目立ちませんが、ほうれい線も気になるところです。
(寝じわは一応揉んだら取れるのですが…その辺がわかれば追加記事でお知らせします!!)
繰り返しになりますが、私の場合だと、お湯洗顔でニキビは改善されたと言えます。
(あくまで2018年現在ではいい感じですが…悪化することがあれば改善を考えます。)
お湯だけ洗顔のやり方について
洗顔の方法についてご紹介します。
メイクをしていないときの洗顔の場合
お湯だけの洗顔のやり方については湯シャン程多くはありません。
特にメイクをしていない時は、普通に朝と夜にお湯で軽く洗顔して、タオルで顔を拭くだけです(タオルではなくペーパータオルがいいという方もおられるみたいです..漂白剤フリーのペーパータオルもあります。)。
(ちなみにタオルを洗う洗剤ですが、香料フリーで刺激物質がなるべく吸着して残りにくい界面活性剤成分がポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)メインの中性洗剤を使っています。)
ちなみに洗顔後は、化粧水等何もつけません(乾燥して肌の状態が良くないときには、ワセリンを少し塗ります)。
話しを洗顔に戻しますが、書籍やブログなどを拝見すると、お湯の温度はぬるま湯がいいように記載されています。
(熱すぎると逆に皮膚に対して刺激になりますし…)
私の場合だと、朝は、冷たくない程度のお湯の温度(30℃程度ぐらい)で、夜はお風呂の温度(39℃ぐらい)で、かるく洗い流しています。
特に夜の場合は気にせず直接シャワーをかけています。
私は、皮脂汚れを落とす作用があるナノバブル水が発生するシャワーヘッドを使っていますが、特に普通のシャワーヘッドでも問題ないかと思います。
(ナノバブル水シャワーヘッドですが、なんとなくゆるい化粧は落ちやすい気がします。ですが、湯シャンの際の垢汚れの落ち具合が普通のシャワーと比べて明らかに違うような感じはそれ程ないです。あくまで私の感想ですが..)
ときどき、肌がザラザラ気になるときには、私の場合はミトンタイプの手袋で軽く顔を撫でて洗っています。
お湯洗いのときには、絹タイプの方が若干髪の毛の洗い上がりがいいように感じますが、顔のときは軟らかすぎるので、綿タイプの方が適度に摩擦がかかり洗い上がりがいいような気がします。
お風呂用ではありませんが、適度に薄くて乾きやすいオーガニックコットンの手袋です。
こんな感じで綿手袋を活用しておりました。
メイクをしているときの洗顔の場合について
非接触皮膚科学のサイトや「何もつけない」美肌術 では、お湯で洗い流すかもしくは、手ぬぐい等を濡らして物理的に取ることが推奨されていました。
私の場合は、軽いメイクのときはシャワーで落としたり、先程の手袋で落としたりします。
ある程度しっかりとメイクをした時は、逆に手ぬぐいなどを使うと取れ具合や擦れすぎるのが気になるで、ありきたりな石けん系の洗顔料を少し使うか、もしくは界面活性剤を添加していない米ぬか&ふすまを発行させた微生物原料が主体となったとれるNo1少量活用しています(厳密に言うと、小麦粉の中にも天然の界面活性剤であるサポニンが入っています)。
その後は、特に化粧水や乳液などはせずに過ごしています(蒸気と同じように肌が乾燥して気になる時は、ワセリンを少し塗ります)。
・とれるNo1洗顔用
Amazonで洗剤用のものもありますが、こちらも顔用で使えます(基本的な小麦粉+微生物は同じですが、炎症を抑えるアラントインや皮脂などを吸着するくちゃ成分が入っていません)。
微生物によるタンパク質や脂質を分解する作用によって汚れを分解し、さらに米ぬかやふすまの吸着作用によって物理的に汚れを優しく落とします。
(余談ですが、なんでか取れにくい墨汁汚れも吸着作用があるせいか落ちます…)
・Amazonの取れるNo1
私の場合、ある程度しっかりとしたメイクのときでも、肌に負担がかかりにくいミネラルファンデーションやチーク、アイライナーなどもお湯で比較的取れやすいものを使っています。下地もしっかりつけた後、ファンデーション・コンシーラー、アイメイクもバッチリするなど、化粧をきっちり濃い目にしていた場合、今回ご紹介したものでは落ちにくい可能性があります。
そうはいえども…..バッチリ濃いメイクをしたいときもあるので、機会があれば、肌に負担をかけずに落とすことができるクレンジング剤をご紹介したいと思います!<
どんな肌状態の人もお湯洗いでニキビはなくなるの?
私の場合、お湯洗いがあっていたのかニキビは減っていきましたが、それぞれあったやり方でスキンケアをやったほうがいいかと思います。
今までのスキンケアをがらりと変えるので、皮脂分泌等が変わり返って一時的に悪化する場合もあるからです。
(実は..逆にひどくなったりという時期もありました…)
特に化粧品で念入りに肌の手入れをしていたという方は、今まで洗顔でちょうどいい環境になっていたのにもかかわらず、一気に変えると皮脂分泌分が増えていくので逆にニキビになりやすくなったりします。
また、皮脂成分が多くなるとそれの分解物である脂肪酸も増えて肌に刺激を与え、「脂漏性皮膚炎(湿疹)」が起きやすくなるようです。
そのため、いきなり止めるというのではなく、徐々に洗浄力が強いものから弱いものへと落としていき、なるべく使用頻度を減らす等工夫をするという考え方も出てきているようです(参考文献2)。
(「何もつけない美肌術」や非接触皮膚科学のお湯洗いによって炎症が起こる可能性のあるものは一切排除するという考え方自体は間違っていないと思いますが…)
いずれにせよ、過度な洗浄や過度な化粧品接触は皮膚バリア機能低下を招きます。
私のようにお湯だけの洗顔&湯シャンをいきなりやってみるのもありだと思いますし、一度お湯洗いに挫折された方や初めてで抵抗がある方は、徐々にゆるいものに変えていく等、工夫の余地があるかもしれませんね。
(確かに..お化粧をすっぱり止めるのはなかなか難しかったりします。)
次回は、ニキビの出来方とお湯洗いの関係をお伝えします!
参考文献 1) 「何もつけない」美肌術 牛田専一郎著
参考文献2:自分史上最高の美肌づくり
間違いだらけの化粧品選び 自分史上最高の美肌づくり (リンダパブリッシャーズの本)
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