日焼けをした後は…

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日焼け止めを塗っていても日焼けをしてしてしまう場合があります。
(日焼け止めの選択は、”日焼け止めは何がいいの?”をご参照下さい。)

そういう場合は、どうすればいいのでしょうか。

塗った日焼け止めについては、海水浴などで疲れていてもその日のうちに落とします。
というのは、ついた日焼け止めが皮膚に対する一次刺激性物質になるからです。

日焼けが気になる場合は、お風呂やシャワーはできるだけ冷たい温度のお水(お湯)で洗います。
ヒリヒリする場所(患部)については、さらに濡れタオルで冷やして炎症を緩和させます。

時間が経つと皮膚がめくれ上がってきますが、無理にはがさないほうがいいです。
はがすと跡が残りやすくなるためです(*1)。

あまりに日焼した箇所がひどい場合は、専門家などに診てもらうように対処します。

保湿剤はどうするの?

保湿剤は基本的には塗らなくてもいいと思います。

保湿剤の成分が逆に刺激となって、炎症が治りにくくなる可能性があるからです。

何もつけないのがベストですが、どうしてもなにか保湿作用のあるものを塗りたい場合は、ワセリンをおすすめします。

やけどした部分にワセリンを塗って、患部のケアに活用されている実績があるためです(*2)。

話は変わりますが、やけどした部分にワセリンを塗って、ラップを上から巻くとヒリヒリしなくなります。

その他大切なこと

日焼け止めをつけた部分以外は、石けんやボディーシャンプなどはつけないほうがいいです(できれば、シャンプも控えたほうがいいです)。
界面活性剤によって、さらにダメージを受けてしまう可能性があるからです(*1)。

日焼けをしている部分については、炎症が治るまで繰り返し日焼けをしないように。
繰り返し日焼けをすると肌が痛み、シミの原因になってしまうからです。

その他大切なこととして、日焼けの後は、十分な睡眠と栄養バランスの良い食事をして肌代謝をよくするようにします(*1)。

美肌には外側のケアだけだけではなく、内側の新陳代謝も重要です。

美味しいものを食べてぐっすり眠る。
意外とこれが、回復への一番の特効薬だったりします。

 

 

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参考文献:
*1)牛田専一郎 「皮膚科学に基づく本当に正しいスキンケア法「何もつけない」美肌術」 主婦と生活社 74-75

*2)実はあせも・火傷にも効く ワセリンの凄さ
http://matome.naver.jp/odai/2136936940026653901
(2016-6-27参照)