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ホタテ貝殻焼成カルシウムで菌を減らして鮮度長持ち

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前回の記事(野菜が腐りやすのは菌のせい?)にて、生野菜の日持ちを良くするためや食中毒菌対策で食品事業者の方たちが菌を減らす方法をお伝えしました。
(方法:中性洗剤、次亜塩素酸ナトリウム、オゾン処理、次亜塩素酸処理)

家庭用でも簡単に野菜の鮮度維持(日持ち)をする方法があります。

さまざま方法がありますが、おすすめするのはホタテ貝殻焼成カルシウムで野菜を水洗いする方法です。

ホタテ貝殻焼成カルシウムとは?

ホタテ貝殻焼成カルシウムは、ホタテの貝殻を1000℃以上の高温で加熱して得られたものになります。

水を含むと水酸化カルシウム(Ca(OH)2)になって、pH12以上のアルカリ性になります。

野菜にホタテ貝殻焼成カルシウムをいれて水に漬け置いた場合(1gに対して、水1L)、このアルカリ性の作用によって表面についた菌を殺菌します。

その結果、腐敗菌等が減り野菜の日持ちが良くなります

他にこのアルカリ性の作用によって、農薬やワックスなど野菜表面についた様々な有機物等を剥離する作用もあるそうです。

ちなみに、環境ホルモンであるフタル酸エステルの除去効果も確認されています(*1)。

類似した作用をがある次亜塩素酸も殺菌効果がありますが、剥離する作用まではありません。

その他ホタテ貝殻焼成カルシウムには優れた点があります。

・廃棄処理しても環境汚染にならない
もともと天然になる炭酸カルシウム(水に溶けたら水酸化カルシウム)なので、河川の汚染にならないです。

・単なる水酸化カルシウムとは異なる
水酸化カルシウムは水をかけると発熱しますが、ホタテ貝焼成カルシウムを水に溶かした場合は反応が穏やかで発熱しません。

ホタテ貝殻焼成カルシウムを水に溶かした場合はアルカリ性ですが、皮膚刺激試験を行ったところ、蒸留水よりも刺激が少なかったという結果が得られています(結果は得られていますが、念の為に手袋をはめて使うことをおすすめします。*2,*3)。

単にアルカリ性で殺菌効果があるだけではなく、ホタテ貝殻焼成カルシウム独自の機構があるのではないかと言われています(*2, *3)。

そのほか、いろいろ活用方法があるようです。

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*1)及川紀久(2008)「焼成貝殻の抗菌性と環境ホルモンなどの除去効果」日本食品学会より

*2)村田亜悠美, 小尾信 子 ,中平比沙子, 宮原龍郎, 落合 宏 (2008)「ホタテ貝殻焼成粉末の殺菌お よ び殺インフルエンザウイルス作用について」富山大学看護学会誌第7巻2号

*3)小山信次(2005)「ホタテ貝殻を有効利用した新しい機能性材料の開発と実 用 化 」農林水産 技術研究ジャーナル28(6;38−42)

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